• インプラント治療

    低侵襲、審美的、治療期間の短縮をテーマに長年インプラント治療に取り組んでいます

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  • CT撮影診断

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長くもちます part5

HAインプラントのリカバーの考え方 その1

【1】 歯根破折のため抜歯即時埋入と同時にサイナスリフトを行いました。インプラント埋入後約4ヵ月の咬合面観です。
【2】 2次手術時粘膜を剥離した状態。インプラント口蓋側に大きく骨欠損が認められます。インプラント体は生食で洗浄のみ、露出した骨面を注意深くソウハしました。この骨欠損は感染ではなく、抜歯後の治癒不全と考えるべきでしょう。そのままアバットを装着して、粘膜を閉鎖して補綴へ移行しました。
【3】 インプラント補綴物装着後約1年半ごの状態。審美的、機能的回復は維持されています。また、歯肉の連続性が獲得されていることによりメンテナンスが容易になります。
【4】術後2年の矢状面のCT像。サイナスリフトと同時に埋入されたインプラントは良好に経過しています。
【5】前頭面のCT像。2次手術じに欠損していたインプラント口蓋側の骨が回復してきています。

10年以上前メファートがHAインプラントのリカバーの手法を発表しました。それはクエン酸飽和溶液(強酸性、PH-1)によりHAの表層を一層溶かす手法です。ただこの手法はPH-1の強酸に組織為害性がないのか?という疑問がわきます。
この症例は感染というよりは抜歯窩の治癒不全と考え洗浄、ソウハのみで対応し、良好な予後が認められます。では、感染した場合クエン酸処理以外に方法はないのでしょうか?後日症例を通して解説していきたいと思います。