審美的です part2 もっと詳しく

審美補綴の症例を詳しく解説してほしいと言う要望がありましたので、‘もっと詳しく’のページを追加して解説していこうと思います。

【1】術前の状態です。歯肉退縮している右上1は補綴物除去時に抜けてしまいました。この治療においてはガムラインの連続性を確保することが審美的補綴物を装着する条件となります。右上1は、抜歯待時によるインプラント埋入の術式を選択しました。
【2】抜歯後1か月の状態。抜歯窩は良好に治癒しています。
【3】 粘膜を剥離した状態。抜歯部位右上1は大きく骨が裂開しています。
【4】 右上2は口蓋側の骨が根尖まで喪失している状態で、保存しても予後に不安が残ります。抜歯してインプラントを埋入する計画をたてました。
【5】インプラント床を形成した状態。審美領域において埋入ポジションは重要なファクターとなります。
【6】 ツイストタイプの径3.75mmを2本埋入していきます。右上2は抜歯即時埋入となります。
【7】インプラントを2本埋入した状態。
【8】 HAメンブレンテクニックによりGBRを行います。また難組織のボリュームを増やしたい部位に結合組織移植を行いました。
【9】 縫合した状態。
【10】術後4ヶ月。良好に経過しています。
【11】抜歯即時埋入部位。インプラントは骨様組織に覆われています。
【12】HAメンブレンテクニックによりGBR部位も骨様組織に囲まれています。
【13】最終補綴物を試適した状態。1,1の歯冠乳頭部位に隙間があります。補綴物の形態を修正することでこの問題は解決しますが、補綴物を預かる欠点があり、歯冠乳頭形成術を行うことになりました。
【14】結合組織を歯冠乳頭形成部位に滑り込ませていきます。

【15】歯冠乳頭形成術1ヵ月後。1,1の隙間は埋まり、審美的、機能的回復がなされました。