歯面修復(再石灰化)セミナーに行ってきました!

         昨日私たちは東京国際フォーラムで行われたセミナーを視聴してきました。

                  

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                                   セミナーのテーマは『歯面研磨から歯面修復へ~』

                                   これは私たちが目標としているテーマでもあります。

                              
★今回のセミナーで学んだこと★

                  汚れを落とすだけでなく
酸によって溶かされた歯の表面を

                 再石灰化に必要な成分(リナメル)を
塗って

                 
虫歯になりにくい歯にすることや、

                
この方法が知覚過敏にも有効なこと。

                
またホワイトニング後にリナメルを塗ることで

                
白さを長く保つことができるということです。

 

             このセミナーで学んだことを今後活用していきたいです!

                          

                          目黒駅前  歯科医院スタッフ  宮里

         

         

インプラント症例報告1(YEAR BOOK2011)


 
クインテッセンス社から毎年 インプラント YEAR BOOKが出版されます。インプラント YEAR BOOKは日本にあるインプラントメーカーの商品説明を目的に毎年出される雑誌Quintの別冊で、臨床家がメーカを代表してそのパートを書くことになっています。今回株式会社ハクホウのインプラントスプラインのパートを担当させて頂きました。今更という感じですが、クインテッセンス社の山形さんとのお付き合いもありまして書かせて頂きました。

掲載した症例は天然歯補綴とインプラント補綴の調和(歯肉縁形態の連続性)についてをテーマにしています。

最近サボっていた症例掲載を YEAR BOOKの症例を掲載することで再開しようと思います。




術前の状態
1.jpgのサムネール画像

インプラント治療を希望して大学病院のインプラント科をを受診しましたが、上顎洞までの距離が短かく侵襲が大きく治療の難易度が高いと説明を受けたそうです。

当院では上顎洞を挙上する際に低侵襲である歯槽頂アプローチを選択することが多いことを説明させて頂きました。

目黒駅の歯科医院に通院するには片道1時間以上かかりますが当院でのインプラント治療を希望なさりました。



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インプラント治療術後の状態

 

右上2と左上4は予知性が低いため抜歯となりました。上顎天然歯は左上13のみで、後はインプラント補綴となります。

歯肉の連続性が獲得され審美的に補綴物が装着されたことがお分かり頂けると思います。

 

 

 

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仮付けされている補綴物を外した状態。

補綴物に沿って左右対称に歯肉縁形態が獲得されています

 

 

 

 

 

1.jpgのサムネール画像

術前のレントゲン写真 

 

 

 

 

 

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術後のレントゲン写真

 

 

 

 

バイオインテグレーション学会

先日23日バイオインテグレーション学会の設立シンポジュウムが約200名のの歯科医師が集まり東京医科歯科大学M&Dタワーで行われました。バイオインテグレーションとはチタン系インプラントの骨結合様式であるオッセオインテグレーションに対してHAインプラントは骨と化学的に結合することで定義された言葉です。要するにHAインプラント学会と考えてよろしいでしょう。

日本でのHAインプラントの普及は目覚ましく、現在では約40%のシェアを獲得していることを考えれば学会の設立も必然と考えてよさそうです。

今回シンポジストに選ばれて講演をさせていただきました。 

講演ではMacのキーノートを使っています。

 
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最後に演者によるディスカッションが行われました。偉い先生ばかりなので控えめにしてました。

 
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