今回の有名人は、レッドソックスの吉田正尚さんです。
吉田正尚さんは、顎関節症の手術を受けたことが公表されています。
口を開けるたびにガクガクしたり、頭痛や顎が外れるような症状があり、チームと相談をして手術を決断しました。
完治したわけではないが、響く感じや口を開けるたびにガクガクしていたのがなくなり、やってよかったと話していたそうです。
では、吉田正尚さんのお顔を見ていきます!
右の目の方が小さく、右のほうれい線の方が深くなっています。
このことから、吉田正尚さんは右噛みの癖があると考えられます。
左右均等に噛んでいるつもりでも、寝ている時などの無意識な状態の時に片側だけでくいしばってることがあります。
また、上の前歯の中心が左側にずれています。
上の前歯の中心のズレは上顎骨が関係しています。
噛み合わせは上顎骨が基準になっており、それに合わて下の歯の位置や顎の位置が決まっています。
上顎骨の上に上の歯が並んでいるため、上顎骨が中心からずれてしまうと、上の歯の中心もずれてしまいます。
上顎骨は頬杖や寝癖などの生活習慣の癖などによって、少しずつ力が加わる方向にずれていくことがあります。
上の歯の中心を戻すにはずれる原因を取り除き自然に戻るのを待ちますが、とても時間がかかり難しい治療になってしまいます。
歯の形ひとつでも噛み癖がでたり、顎関節症の原因になる場合があるので、全体のバランスをみながら治療することが大切です!
口腔内の環境を整えることで、吉田正尚さんの顎関節症の完治に近づくかもしれないですね(^^)