予防歯科のパラダイムシフト1

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こんにちは♪奥です!

ここ最近、院長とスタッフの宮里さんと本田さんがこのBLOGを盛り上げてくれていたので

私は完全に影が薄くなってしまいましたが、負けじと私も盛り上げていこうと思います!!

                     (本田さんと宮里さんです)

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今週から4回にわたってBLOGを書かせていただきます☆”

どうぞヨロシクお願いします♪

                       (BLOG作成中の奥)

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以前このブログでスタッフ達が 歯面修復(再石灰化)の講演会に参加したことが報告していますが、そのテーマについて詳しく解説していきたいと思います☆

まず、歯はカルシウムイオン(Ca2+)やリン酸イオン(PO43-)を含む

ハイドロキシアパタイトから構成されています。

唾液の中にも同じ成分が含まれており、虫歯菌により歯が溶かされないようにうまくバランスを取り、お口の中の環境をアルカリ性に保とうとしているのです。

しかし、飲食などで糖分を取ると、その糖分から虫歯原因菌(ミュータンスレンサ球菌)が歯を溶かそうと酸を産生します。

その酸によりお口の中の環境がアルカリ性から酸性に変わり、歯を溶かす酸性度がある一定の数値までいくと、歯の表面からカルシウムイオンとリン酸イオンが溶け出てしまいます。

この状態を脱灰と呼びます。

しばらくすると、唾液によって唾液中の成分の1つである重炭酸イオン(HCO3)や溶解けだしたリン酸イオンPO43-、水酸基イオン(OH)が、お口の中の環境を酸性にする水素イオン(H+)と反応して中和されて、歯をとりまく環境が過飽和の状態になると唾液中の成分が再び歯に取り込まれます。

この現象を再石灰化と呼びます。

お口の中では食事の度に脱灰と再石灰化をくり返しているのです!

このバランスが崩れ、脱灰の方が再石灰化より多くなると虫歯の始まりとなってしまいます。

虫歯に対しての予防処置はプラークを除去する歯面清掃から

“いかに再石灰化をさせていくか”の時代に移ってきています!!

皆さん、歯は磨けばいいのではないんですよ★

磨くことで歯質減少させてしまう危険もあるのです(・д・;)

虫歯を予防するとともに再石灰化を効率よく起こさせるかが今後の予防歯科の鍵となります☆

今週はこの辺でおわります!

 また来週♪(・3・)

                   (撮影協力してくれた宮里さん☆)

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                              目黒駅 石本歯科クリニック 奥

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