1月29日はバイオインテグレーション学会が東京医科歯科大学で開催されました。
昨年に続き今年も講演をおこない、ペリインプランタイティスの対処法について詳しく解説させていただきました。ペリインプランタイティスは、現在歯科界で話題のテーマですがその対処法は確立したものがありません。石本歯科ではペリインプランタイティスの対処法としてプロトコールがほぼ確立され良好な結果が確認できたため、報告させていただきました。講演後の質問等反響の大きさに驚いていますが、インプラント治療が特別な治療ではなくなってきた現在、いかに口腔内でインプラントを長期維持安定させるかが課題となるでしょう。講演以外にランチョンセミナーでも座長を務め、大忙しの1日でした。
ランチョンセミナー終了後、演者の東京歯科大学教授の齋藤 淳先生と。
ハクホウのランチョンセミナーはヘムコンデンタルドレッシングについてでした。ヘムコンデンタルドレッシングは昨年のデンタルセレブレーションでも紹介された止血剤ですが、今回齋藤先生のプレゼンは分かりやすく、製品の素晴らしさを再認識できました。
アメリカで軍が戦場での使用を推奨するだけの止血剤で、その効果は抜群です。構造はキトサン及び酢酸から構成され、プラスに電荷したキ
トサンにマイナス電荷の赤血球、及び血小板が引き寄せられ凝固して止血されます。
ごごの講演風景です。今回は約30分と時間が短めでしたが、論点を絞ることができて分かりやすく解説できたと思います。少しでも多くの先生に参考にしていただき、臨床に反映していただけたらと思っております。
北大の大先輩山田先生(右)と。面識はなかったのですが、私の著書を読んで下さっているということでお声掛けいただきました。うれしい限りです。これからも、宜しくお願い申し上げます。
会場には多くの賛助会員である企業の展示がなされ、活況でした。
いつもお世話になっているハクホウのブース。
翌週2月2日は東京ハクホウ研修室でアドバンスインプラントセミナーの講師を務めました。
実習風景をついでにアップしておきます。