非抜歯矯正

急速拡大装置を用いた非抜歯矯正

歯並びはかみ合わせに関係していて大切です。審美的に問題があるばかりではなく機能的にも大きな問題を引き起こすことも少なくありません。そして当然のことながら歯並びが悪いと虫歯や歯槽膿漏になりやすく問題を引き起こすことが多くなります。

私たち歯科医師は矯正治療において歯を粘土に埋まっているがごとく移動することが可能です。若年者であれば歯牙移動すに要する時間は少なくてすみますが、成人でも歯を動かすことは可能です。歯並びが悪い方はあきらめずに矯正治療をおすすめします。

最近は外科的浸襲を加えて、局所の骨粗鬆症を引き起こして歯牙移動にかかる時間を短縮するコルチコトミーという手法も応用可能です。

術前の状態 【1】3級の叢生です。年齢は23歳で、正中口蓋縫合を開くのにぎりぎりの年齢です。ご本人、ご両親の強い希望で非抜歯での矯正治療に踏むきりました。
拡大終了時の状態 【2】急速拡大装置をもちいて正中口蓋縫合を開きスペースを確保して歯牙を並べていきます。
治療終了時の状態 【3】矯正治療終了後約半年の正面観。3級も改善され上顎のアーチが拡大されていることがわかります。アーチを拡げることで歯の白さが強調されハリウッドスマイルとなり、審美的に改善されました。またアーチを拡げることは咬合にも有利に働きます。人間が直立時、足を拡げて立ったほうが閉じて立つより安定しますよね。アーチが広いと咬合が安定するメリットがあります。