自分でできる!虫歯予防!

 

 

すぐ実践できる効果的なフッ素を用いた虫歯予防をご紹介します!!

虫歯が繰り返しできてしまう方、治療した歯が多く虫歯が心配な方におすすめです(^^)

 

・1日に二回以上1500ppmのフッ化物配合歯磨剤で歯磨きをする

ppmとはフッ化物の濃度の単位で、市販の歯磨き粉で規定されている最大濃度が1500ppmです。

パッケージをみてフッ化物が高濃度の物を選びましょう!

<例>

クリニカアドバンテージ

クリニカアドバンテージ

チェックアップスタンダード

チェックアップスタンダード

チェックアップ根面齲蝕用

チェックアップ根面齲蝕用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(根面齲蝕用はコーティング剤PCA(ピロリドンカルボン酸)が配合されており露出した象牙質表面のコラーゲンをコーティングします)

 

 

 

 

 

 

 

 

・週に5回くらい450ppmのフッ化物配合洗口剤で洗口する

フッ素入りの洗口剤で歯の表面をコーティングし、より虫歯になりずらい強い歯になります。

 

<例>

バトラー洗口剤

バトラーf洗口液

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・一日に2回以上キシリトールを摂る

キシリトールで虫歯菌のミュータンス菌の増殖を防ぎます。

石本歯科ではガムよりもタブレットをおすすめしています。

<例>

キシリトールタブレット

キシリトールタブレット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・年に2回以上PMTCと9000ppmのフッ化物塗布を受ける

定期的に歯科によるプロフェッショナルケアを受けることももちろん大事です!

 

 

以上のことを実践するとフッ素の効果が引き出せると言われています。

フッ素を有効的に生活に取り入れていきましょう!!!

 

フッ素の上限が変わりました!

 

こんにちは!

石本歯科クリニック衛生士の石田です。

 

今回は薬用歯磨剤に含まれるフッ素の濃度についてお話したいと思います(^_^)

 

今まで日本では薬局などで市販されている歯磨剤のフッ化物の濃度は1000ppm以下と定められていました。

 

しかし!!

2017年3月17日1500ppmを上限とする高濃度フッ化物を配合した薬用歯磨剤が厚生労働省から医薬部外品として承認されました。

 

500ppm上限が上がったことで歯磨剤使用後30分経った時の唾液中のフッ素濃度は従来の市販されていた950ppmに比べ約2倍です。

 

対象は基本的に15歳以上の虫歯のリスクが高い人です。

いままでに治療した歯が多い方や、だ液の量が少ないと感じる方(ドライマウス)、妊娠中の方などです。

虫歯のリスクが高くない方でも虫歯予防にとても有効です。

 

 

《年齢別フッ化物配合歯磨剤の使用量》

フッ化物配合歯磨剤の使用量

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15歳未満は基本的に1000ppmまでの歯磨剤を使用しますが、歯科医師の判断のもとでそれ以上の濃度の歯磨剤を使用するケースもあります。

 

1000ppmを超える高濃度フッ化物配合歯磨剤はフッ素濃度の記載が義務づけられていますので

購入の際はパッケージに書かれた数字を参考にしてみて下さい。

高濃度フッ化物配合歯磨剤のパッケージ
市販と歯医者でのフッ素濃度の上限は違います。

歯医者では9000ppmまで使用が承認されていて

石本歯科クリニックでは9000ppmの濃度のフッ素を使用しています。

市販の高濃度フッ化物配合歯磨剤よりはるかに高いですよね!

 

 

毎日のセルフケアももちろん大事ですが、

市販の高濃度フッ化物配合歯磨剤ではやはり限界があります・・・

定期的に歯医者でのメインテナンスを受けることでさらにフッ素の効果を

高めることができます。

 

 

最後に

正しい使用方法を確認しておきましょう!

 

高濃度フッ化物配合歯磨剤を歯ブラシにつける

歯磨剤を歯全体に広げる

歯を磨く

歯磨剤を吐き出す

5秒程度軽くうがいをする

歯磨き後1~2時間程度飲食を控える

 

使用後はあまりすすぎすぎないのがポイントです!

 

 

 

フッ素は世界的にもメジャーな虫歯予防法です。

効率よくフッ素を取り入れて虫歯になりづらい歯にしていきましょう(^^)

 

舌苔(ぜったい)

舌を鏡で見た時、舌がキレイなピンク色ではなく白っぽい汚れがついているのに気付いたことはありませんか?

これを舌苔といい舌の上皮が伸びたものに細菌や食べかす、粘膜のカスが付着したもののことです。

 

●健康的な舌苔とは

薄っすらと白い膜がはったような状態。

薄いピンク色。

 

健康的な舌苔

 

 

 

 

 

 

 

 

舌苔が付着するとこのような状態になります

舌苔が付着した状態

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【舌苔の原因】

・歯磨き不足

・ストレスや緊張による唾液の減少

・胃の不調

・冷え症

・飲酒や喫煙

・糖質や糖分の多い食事

・薬の副作用

 

 

 

舌苔は歯垢と同様にネバネバして舌に強く付着しているため、うがいをしただけでは取れません。

ではどのように清掃したらいいのでしょうか。

 

●歯ブラシか舌磨き専用の舌ブラシを使用して清掃するようにしましょう。

歯ブラシを使用する場合は硬めのものだと舌を傷つけてしまうおそれがありますので、柔らかめのものを使用するようにして下さい。

 

舌ブラシは薬局などで購入できます☆

 

舌ブラシ

 

石本歯科クリニックでもこのような舌ブラシを使用してメンテナンス時などに清掃方法をお教えしています。

この舌ブラシは医療現場から生まれた舌ブラシで、薬局などで販売しているものとは違い、極細毛のねじりブラシになっている為凸凹がしっかりフィットします。

やわらかく弾力があるので、舌を傷つけにくいです。

 

 

 

【舌の清掃方法】

舌の奥の方にブラシを入れてしまうと嘔吐反射が出やすいので、舌を思いっきりベーっと前に出していただき、歯磨き粉などはつけなくて大丈夫なので水に濡らしただけのブラシで磨くようにしてみてください。

ただゴシゴシ磨くのではなく、奥から手前という風に一定方向に磨くようにしましょう。

掻き出した舌苔は、毎回水で洗い流し、ブラシを清潔に保って風通しの良い場所に保管してください。

 

舌苔は病気ではないので少し付着している分には問題ないのですが、歯だけを磨けばいいと思われている方!!

歯みがきを丁寧にしていても舌に汚れがついていると細菌が残っている状態になるので、その細菌が分解されると口臭の原因にもなってしまいます。

歯だけではなく舌も磨くようにしてみましょう(^^)

 

舌ブラシを使用している絵ただ、舌清掃のやりすぎは強く磨きすぎてしまうと舌に深い溝が増えて、そこに食べかすが溜まりやすくなってしまいます。

なかなか清掃してもキレイにならないと思われている方は、もしかしたらやりすぎてしまっているのかもしれないのでやり方を見直してみて下さいね。

 

 

 

 

また、石本歯科クリニックではバクテリアセラピーも取り入れています。

バイオガイア

この乳酸菌のサプリメントを寝る前に毎日1つ舐めていただきます。

続けていただくことによって個人差はありますが菌質を変えることができ、舌苔が付着しずらくなります。

 

 

 

 

 

プラークと虫歯

 

こんにちは!

目黒駅前にある石本歯科クリニックの石田です。

 

今日は知っているようで知らないプラークについてと

プラークと虫歯のつながりについて

お話したいと思います(^^)/

 

 

プラークという言葉をテレビや歯医者さんで耳にすることがありますよね。

そもそもプラークとはなんでしょう??

なぜ歯にプラークがついていると良くないのでしょうか??

 

 

プラークとは歯の表面についた白っぽい付着物のことを指します。

プラークは歯ブラシで取ることができる細菌の塊です。

細菌の塊と言っても少し着いていたくらい平気だろうと思うかもしれませんが、

プラーク1mgあたり約10億個もの細菌が存在していて

その種類は500~1000種類程度と言われています。

プラーク1mgとはつまようじの先につくくらいの量です。

プラークの画像

プラーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その約1000種類の細菌たちがチームとなってプラークを構成しているのです。

少しのプラークでこんなにもたくさんの細菌が潜んでいると思うとびっくりですよね・・・

 

では、その細菌たちはどこからやってくるのでしょうか?

 

 

実はその約1000種類の細菌は

もともと私たちの口の中に生息している常在菌なのです!!!

 

虫歯菌は親から子に口移しで伝染すると言われることがありますが、

それは虫歯菌だけではありません。

すべての常在菌は両親をはじめとする近しい人々やペットから伝染します。

私たちは常在菌を排除して生きることはできません。

受け取った常在菌をいかに虫歯の原因にならないように

コントロールするかが重要なのです!!!

 

虫歯が起こるときは何らかの原因で約1000種類の細菌のバランスが崩れて

虫歯に特化した細菌が増えて虫歯になるリスクが高くなったり虫歯を進行させたりします。

なので『どうやって細菌のバランスをできるだけ崩さないようにするか』

『バランスが崩れた時にいかに短時間で元のバランスに戻すか』が大切です!

 

 

ではどんなときに細菌のバランスが崩れやすいのでしょうか?

 

やはりそれは糖が口の中にあるときです。

虫歯菌は糖を餌にして歯を溶かすために酸に変化します。

糖を餌にするプラークの画像

糖を餌にするプラーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの虫歯菌が酸に変わっていくとどんどん虫歯になるリスクが高くなります。

 

だから甘いものは虫歯になりやすいと言われているんです(>_<)

 

特に飴やキャラメルなどは口の中に残ってる時間が長いですよね。

虫歯菌の餌になりそうなものを口にしたときは

出来るだけ早めに口の中から糖を減らすことが大事です。

『プラークが酸性であり続けないようにアプローチをするこれが一番大事です。

虫歯の初期段階で食い止める方法の1つはプラーク内の酸性環境が持続しないようにすることです。
日に三度の食事で一時的に酸性環境になることは避けられませんが間食の回数を減らして酸性環境になる回数を減らしたり食後のブラッシングなどで虫歯の予防は可能です!!
虫歯になる理由がわかると

予防法も明確になってきますね!!

 

虫歯で歯を失うことがないよう

日々の習慣を気を付けてみましょう(^_^)

電動歯ブラシ?音波歯歯ブラシ?何が違うの?

こんにちは!

 

みなさん、電動歯ブラシの購入を考えたことがありますか?

 

種類もたくさんあるし、値段もピンキリ、、、どれを買ったらいいか分からない(~_~;)!

そもそも電動ブラシって何が良いの(・o・)?

 

そう思う方も多いのではないでしょうか?

 

ということで今回は電動ブラシのメリット、種類やそれぞれの特徴についてお話ししたいと思います(^^)/

 

 

●電動歯ブラシのメリットは?

電動歯ブラシのメリット、、やはり一番は『手で磨くよりも早くキレイに磨くことができる』ということが最大のメリットではないでしょうか?さらに手磨きに比べて歯の隅々まで清掃できる優れものです。

 

●電動歯ブラシの種類

電動歯ブラシは大きく分けて2種類です。

 

①高速運動電動歯ブラシ

電動歯ブラシとしては初期から存在するタイプです。内蔵した小型モーター2500~7500回/分でブラシ部分を振動、または回転させます。

価格は安い物で数百円から購入が可能です。

 

②音波歯ブラシ

200~300Hz(30000回/分)の音波による振動により、プラークを除去します。ブラシの毛先が接していない深い部分のプラークも清掃できます。歯ブラシ自体が振動しているので手でブラシを動かす必要がありません。価格は1~2万円で購入できます。

 

※数年前まで「ソニッケアー超音波歯ブラシ」という製品がありましたが、現在は「ソニッケアー音波歯ブラシ」に変更されています。

 

 

振動数が多い音波ブラシの方が高額ですが、せっかく電動歯ブラシを購入するのであれば、やはり音波をオススメします。

歯ブラシを細かく動かせない方(お子様、高齢者、要介護者)、矯正中の方、歯垢が落ちにくく虫歯や歯周病になりやすい方、絶対に虫歯や歯周病になりたくない!という方には特にオススメです♪

電動歯ブラシは苦手で、、」という方もいらっしゃるかと思います。が、やはり手磨きと機械では汚れの落ち方が違います。歯磨きは毎日のことですし、どうせ磨くならキレイになった方が良いのではないでしょうか(^^)?慣れない電動歯ブラシですが、清掃性を考えて機械に頼るのはアリですよ(^^)v

 

 

石本歯科では『音波振動歯ブラシ GC プリニアスマート』を、歯のクリーニングで来院される患者様にも使用しています。これは「音波歯ブラシ」になります。

クリーニングには他にも様々な道具を使用しますが、このプリニア音波歯ブラシも院内での口腔ケアにはかかせないもののひとつになっています。

音波歯ブラシといえばパナソニックの「ドルツ」が有名ですが、プリニアも中身は同じで、パッケージを変えて歯科医院専用にしたものです。

 

興味のある方はぜひお声かけください!あなたの口腔内にあった使い方をお伝えいたします(^^)/

 

 

 

 

歯周治療とメインテナンス

今やよく聞くようになった歯周病・・・

歯周病の予防は出来ていますか?

歯周病はほっといていても治りません。徐々に進行していってしまいます。

まず歯周病には歯肉炎歯周炎があります。

《歯肉炎》

歯みがきや歯間ブラシ、フロスを通したときに歯肉(歯茎)から出血が続く場合、歯肉には炎症(発赤・腫脹・発熱・疼痛)が起きています。軽い歯肉炎なら自覚症状は出血くらいなのですが、  歯肉炎が続くと健康な歯肉に比べてぷくっと腫れたような状態で赤みが出たり痛みを伴ったりします。

《歯周炎》

歯肉から移行した病態で顎骨の喪失もみられます。

(骨の吸収が起こると歯茎も徐々に下がっていきます・・・)

 

これらは口腔内に歯周病菌がたくさんいるために起こってしまうのです。

長い時間歯を磨かなかった時、歯の表面を舌で触るとぬるぬるしている時はありませんか?

それが歯周病菌の巣窟”バイオフィルム”です!!!!

よく台所など排水溝周りにぬるぬるした膜ができていることありますよね?

あの膜の中にはたくさんの菌が何層にも重なってできています。

 

お口の中のバイオフィルムも一緒です!

虫歯菌のミュータンスレンサ球菌が口に入ってきた砂糖を分解して粘着力のあるグルカンというものを作り出すのですが、そこに更に色々な菌がくっついて歯垢(プラーク)になります。

(プラーク1mgあたりには10億個もの細菌がいると言われてます・・・)

この段階では歯ブラシでこすれば落ちるのですが、落とし切れていないとどんどん増殖し、次第に厚みを増し膜が作られていくのです。

その膜がバイオフィルムなのです。

一度できてしまうと歯ブラシでこすったくらいでは落ちなくなってしまうのです・・・

 

ですので、定期的なメインテナンスで専門的な機械を使ってバイオフィルムを壊します

なので定期検診はとても大事です(^^)/

そしてバイオフィルムをはがした後は、再びバイオフィルムができないような口腔内にすることが必要です!!

 

 

歯周病は年齢とともに進行していく生活習慣病と言われていましたが、歯周病も虫歯と同じようにバイオフィルムを根城に繁殖した細菌感染症であることが分かってきました。

最初にお伝えした通り顎骨の喪失がみられるものが歯周炎なので自分ではどのくらい進行しているかすぐ気付けません・・・

検診で行う歯周検査により歯周ポケットの深さを測ったり、レントゲン撮影により骨の状態を診たりして分かります。もっと細かく検査する場合はCT撮影も行います。

 

歯周ポケットが深くなってしまうとそこにプラークが溜まりやすくなり、菌の巣になってしまいます。

深いポケットの清掃が歯ブラシでは難しくなる為、悪循環に陥ってしまいます。

深くならない為にまずは歯周病原細菌が繁殖できない環境を整えていきましょう!

 

それは食事した後など患者様自身で毎日のブラッシングを行うことで実行できます(^^)

最近では音波ブラシでとても使いやすいものなど出てますよ♪

普通の歯ブラシでは落ちない細かな汚れまで取ることができ、バイオフィルムの餌がなくなるので成長できなくなります(^O^)

自分に合ったものを使用してプラークコントロールを行いましょう♪

 

口腔内で起こってる異常な症状は一時的に収まったとしてもほっといて治ることはありません。

何かおかしいなと感じたら手遅れになる前に早めに治療をしていった方が良い方向に行くことがほとんどです(^^)b

そのために歯科医院で超音波とゆう特殊な機械を用いてバイオフィルムを機械的に除去していく事がとても大事です!

 

インプラント周囲病変

天然歯の歯周組織に起こる歯肉炎や歯周病はみなさん一度は聞いたことがあると思います。

しかし、インプラントに起こる“インプラント周囲病変はどうでしょうか?

1、インプラント周囲粘膜炎・・・炎症は周囲粘膜のみで骨に異常なはく、歯肉に赤みや腫れがみられます

2、インプラント周囲炎・・・骨にまで炎症は波及しています。歯肉に赤みや腫れに加えて膿がみられることが多いです

インプラントだからもう大丈夫だといって口腔内の清掃を疎かにしてしまうと、インプラントの周りにも炎症がおきてしまいます。

 

今回は天然歯とインプラントを埋めた歯の歯周組織の違いと症状についてお話ししたいと思います。

歯周組織の違い

 

炎症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<症状>

・インプラント周囲粘膜の発赤

・歯肉の腫れ

・痛みや出血

・膿が出る

・歯肉の退縮

・インプラントの脱落

 

インプラント周囲炎が起きているということは、歯周病原細菌が増殖しているということです!!!

なのでほかの歯への炎症も起こりやすくなります。

その他に、増殖した歯周病原菌は歯茎の血管を通じて血液中や、唾液に混ざり体の中へ流れ込むことで、糖尿病や心臓病、呼吸器系の病気や動脈硬化など様々な全身疾患への悪影響を及ぼします。

 

ではなぜインプラント周囲病変が起こるのでしょうか・・・。

EPSON MFP image一番の原因は口腔衛生環境の不良です!

毎日のケア(歯磨きやフロス、歯間ブラシを使った清掃)が不十分であるために、インプラントまわりにプラーク(歯垢)が停滞してしまうと歯周病原菌が増殖し骨にまで炎症がおきてしまいます。

最悪の事態を防ぐために毎日のケアを意識して行ったり、定期検診やクリーニングで定期的にお口の中を診せてください!

 

下のグラフは口腔清掃が出来ている人と出来ていない人を比べた骨の喪失量のグラフなのですが、

口腔衛生が悪い人だと良い人に比べて、平均0.4㎜も骨の喪失量が多いことは明らかなのです。

骨が少なくなるということはインプラントを支える支持骨がインプラントを支えられなくなっていきます。

インプラントの脱落までいってしまうと大変です・・・

早めに気づけば対処できますので、長い間歯医者にかかってない方は一度行った方がいいですよ!

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他の原因では、補綴物の形態や歯周病の既往歴、喫煙などもインプラント周囲病変を発症させるリスクファクターとなります。

これらは歯周病とも深い関わりがあるので、ぜひ一度生活習慣を見直してみて下さい!

EPSON MFP image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口臭について

お口の中のにおい、気になっていませんか?

自分では気づきにくいだけに「迷惑かけていないかなぁ」とご心配の方も多いのではないでしょうか?

においが全くない無臭の人はいませんが、例えば、朝起きたときに口の中がネバネバして不快に感じた経験は誰でもあると思います。

今回はお口のエチケット口臭についてです。

 

口臭の正体》

お口の中の臭いの正体、それはお口の中にいる細菌がタンパク質を分解して作る揮発性の硫黄化合物です。 自分の体内で作られ、しかも同じにおいを長時間かいでいるとそれに慣れてしまうので当人は気づかないことが多いです。でも、他人の口臭には慣れていないため、よくにおいます。

 

《口臭の種類》

口臭には生理的口臭と病的口臭があります。 生理的口臭は健康な人の息が一時的ににおうもので、硫黄のようなにおいです。病的口臭は歯周病や鼻・喉・消化器系など病気によるもので、魚の腐ったようなにおいです。

●生理的口臭(口腔清掃状態がよくない状態)

①朝起きた時②ストレス③緊張寺④寝不足⑤月経時⑥老人性

→オーラルケアだけで解決できない時は歯科医院での適切なアドバイスが必要です

●病的な口臭(口腔内原因)

①歯周病②舌苔③虫歯④プラーク⑤不良詰め物、被せ物⑥口腔乾燥症⑦口腔粘膜の炎症

→歯科医院で対応します

●病的な口臭(口腔外原因)

①消火器系疾患②呼吸器系疾患③糖尿病④肝疾患⑤腎疾患⑥白血病

→各専門の診療科を受診

 

《口臭対策》

お口の中の細菌を減らしてにおいのもとを断ちましょう! 一番大切なのはお口の清潔。セルフケア+プロフェッショナルケアで口腔環境を改善しましょう。

●歯周病の治療をしましょう。

歯周病が進行するとお口からはタンパク質が分解される腐敗臭が漂い始めます。お口だけでなく全身の健康のためにもよくありません。

●歯医者さんで歯石を取ったりクリーニングを受けましょう。

歯石やプラークは知らないうちに歯周病の原因になります。また、PMTCと呼ばれるプロフェッショナルケアで歯面をツルツルに仕上げてプラークを付きにくくします。

●1日3回歯みがきをしましょう。フロスを通しましょう。

口臭を減らすには、短い時間で何度も歯磨きをすると効果的です。歯磨きでプラークを取り除きましょう。歯みがき剤のミントの清涼感にごまかされないように!ミントの香りは一瞬で口臭予防に効果はありません。また、歯ブラシでは取りきれない歯間のプラークはフロスを使って取り除きましょう。 

●舌の掃除を習慣にしましょう。舌ブラシが効果てきめん!

口臭の60%は舌についた舌苔から発生しています。舌の表面にはたくさんの小さな突起があり、そこに細菌のエサになるタンパク質がつき舌苔として溜まっていきます。清掃する時は、舌は軟らかく傷つきやすいのでゴシゴシこすらないようにしましょう。

 

当院では以前紹介したバクテリアセラピーBioGaia(バイオガイア)も口臭予防としてオススメしています!

患者様からも口臭やお口のネバつきが気にならなくなったと喜ばれています♪

口臭について是非、ご相談下さい。

 

 

 

 

新歯周病&虫歯予防「バクテリアセラピー」

「歯周病や虫歯が再発する」「口臭が気になる」「便秘や下痢になりやすい」等の症状がある方。

 

特に、歯みがきをきちんとしているのにすぐに虫歯が出来てしまう。

どんなに頑張っても口臭が気になる方にはオススメです!

上記の症状はあなたの「口内菌質」が原因かもしれません。

 

口内菌質を管理する新しい予防歯学バイオテクノロジー「バクテリアセラピー」

医療と福祉の先進国スウェーデンの医療機関が中心となって開発したものです。

もちろんお口の中に関してだけでなく、全身の疾患補完や予防につなげていく新しい予防医学です。

「バクテリアセラピー」名前がおっかないですが^_^;、使用するプロバイオティクスは皆さんご存知「乳酸菌L.reuteri(L.ロイテリ菌)」なんです。

この菌はヒト母乳由来のものなので、子どもから大人まで安心して取り組むことが可能です。

 

では具体的にどのような効果が得られるのか、費用はいくらくらいなのかご説明します(^^)/

 

・重度、中等度の歯肉炎を緩和

・歯周病菌の増殖抑制

・ミュータンス菌(虫歯菌)の抑制

・口臭の原因菌を抑制

・歯周病治療との併用で治療効果は約3倍

 

このほかにも全身的なことでは、母乳の質改善効果や乳児のアレルギー抑制効果がプラセボと比較して約57%の抑制効果が見られた等、成人だけでなく、子供からに妊産婦の方まで安心して使用できるサプリメントなんです!

 

このサプリ1日1錠を朝か夜に舐めて頂くだけ!

1日 100円程度なんです。なので、1か月続けた場合3000円(^O^)

 

すでに当院の院長、スタッフをはじめ、多くの患者様がバクテリアセラピーのサプリメント効果を感じ始めています!!

当院患者様が実感した効果:「毎朝の口のネバつきがなくなった」「口臭が減った」「たんのきれがよくなった」「肌がきれいになった」「便通がよくなった」「口内炎ができにくくなった」「糖尿病の値が改善された」等など…

 

 

業者さんから取り寄せても、すぐに売り切れてしまう当院の人気商品「Bio Gaia(バイオガイア)Pro Dentis (プロデンティス)」

ぜひとも皆様も試してみて下さい(*^_^*)

 

 

インプラントのメンテナンス

「インプラント入れてもすぐにダメになるんじゃないか?」

「インプラント入れた知人はインプラント周囲炎になって結局抜いたらしい。。。」

等など、怖い噂を聞いたり、インターネットの情報を目にしたことはありませんか?

 

もちろん、インプラントを入れる際の術者の腕も重要ですが、その後のインプラントやお口の中のメンテナンスがいかにできているかもインプラントの良し悪しはかかっているんです!

 

「インプラント入れたらそのまま何年も放置している。」

「インプラントは金属なので、虫歯にはならない。」等

お考えの方いましたら、ぜひ当院でのメンテナンスを受けることをオススメします。

 

何故なら…

 

インプラントは確かに、虫歯にはなりませんが「歯周病」にはなります!

「インプラント周囲粘膜炎」や「インプラント周囲炎」!

プラークコントロールがきちんとできているものに比べ、プラークコントロールできていないインプラントは約10倍インプラント周囲炎を発症する率が高いんです!

 

インプラントは感染に弱いため、炎症が起こってしまうと、天然歯の元気な歯に比べて約4~6倍にも炎症範囲が及んでしまうんです。。。(/_;)

 

インプラントを埋入したての時は「赤ちゃんの歯」のような感染のない状態なので、その良い環境をずっと持続させることがインプラントの良い状態を保つためにはとっても重要なんです!

 

自分ではどんなに丁寧に清掃していても、磨き方の癖によっては同じ場所に磨き残しはどんどん蓄積していきます。おまけに、噛み合わせも態癖によって日々変わっていくものです。

なので、年に2~3回の定期メンテナンスをオススメします!

 

他の病院だとインプラントまわりの清掃には別途料金をいただくところもあるようですが、当院はすべて保険でメンテナンスを行っていきます(目安:約3000~2000円程度)

メンテナンスでご来院していただいた時にインプラントまわりのお手入れの方法等も一緒にご指導させて頂きます(^^)v

(メンテナンスでいらっしゃった時は、ほかの歯の歯周病検査、噛み合わせの調整、クリーニングも同時に行っていきます)

*インプラントはその診療所によって使っている道具や種類等多種にわたります。当院と同じインプラントを使用していない場合、取り外してのメンテナンスが不可能な場合がありますので、もしほかの診療所から当院にご来院の場合は、インプラント埋入を行った病院にインプラントの種類を聞いていただく必要があることがありますのでご了承ください*

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