無呼吸症候群治療とボトックス

 

近年美容外科や歯科で使われるボツリヌストキシン!!

なんとなくボトックスという言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

美容ではシワを目立たなくさせる処置として使われています。

歯科では顎関節症やくいしばりの治療として使われ、症状の緩和にとても有効です。

ボトックスの活用はいろいろな広がりを見せています。

 

 

第16回 日本睡眠歯科学会学術集会 米国睡眠歯科学会議では、閉塞性睡眠時無呼吸症候群治療において口腔内装置により発症、悪化した有害事象にもボトックスが有効であると発表されています。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療中の方にもボツリヌス療法の併用が必要な場合があるということです。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療として用いる口腔内装置は下顎を前方位に保持する歯科装置で、この装置を毎晩睡眠時に繰り返して装着します。

装着を続けていると口腔内装置の破損、咬合不全、顎関節症等の様々な有害事象を発症し、継続装着できない患者さんが近年増加しています。

その咬合不全や顎関節症は咀嚼筋の過活動(歯ぎしりやくいしばり)が誘発していると考えられ、咀嚼筋の過活動を抑制するのに有効なのがボツリヌストキシンです。

 

睡眠時無呼吸症候群の口腔装置は顎を固定する形状になっています。顎関節症の面でいうと下顎を固定させてしまうマウスピースは症状を発症、悪化させることがあり、歯ぎしりなどで顎が動こうとしても自由に動けず咀嚼筋を緊張させてしまうと考えられます。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療では必要な口腔内装置ですが、顎関節症などのリスクもあるということです。

口腔内装置の装着で有害事象がみられた場合、ボツリヌストキシンの咬筋投与はとても有効で、さらに肩こり、頭痛、知覚過敏、ブラキシズム等にも有益で患者さんのQOLの向上に期待がもてます。

ボトックス治療に関するお問い合わせお気軽にどうぞ。

 

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