セラミックス修復2~実践編~

こんにちは宮里です♪

前回の記事では銀とセラミックスのつけかたの違いや、

銀歯は2次的な虫歯になりやすいとご説明いたしました。

 

そこで当院でオススメするのが

【1日で終了するセラミックス治療☆】

 

今回は、そのセラミックスの治療がどのように行われているのか

治療の流れを具体的にご説明したいと思います! 

 

                                                               
12345.jpgのサムネール画像

この患者様はプラスチックの詰め物が

欠けて虫歯になっていました。

そこでセラミックスの治療を受けることに。 

                  

 

       

セラミックス 機械

 虫歯を取り除き、形成が終了したら

こちらの機械を使い、3Dカメラで口腔内を撮影。

専用のパウダーを使用し撮影する為

型取りの不快感を味わうことはありません!

 

撮影が終了したら

コンピューター上に再現して設計を行います。                                           

 

 

 

                                                        

                 

DSCN1125.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

こちらがコンピューターの画像を拡大した写真で

マージン部を決定した状態です。

映し出された立体カラー画像は

リアルで分かりやすく、

色々な方向から画面上で見ることができます。

                                             マージン部がハッキリと分かる形成が重要となってきます! 

 

 
DSCN1117.JPGのサムネール画像のサムネール画像                      

 

 そして、患者様に適した咬合面形態がデザインされます。

 

 

 

 

 

DSCN1111.JPG

                         

設計が終了しました。 

このデータを転送し、

セラミックスのブロックを削っていきます。                       

 

 

 

 

DSCN1075.JPG                    

 こちらがセラミックスを削るミリングマシーンです。

先程、設計した修復物が約10分で削り終わります。

 

 

 

 

 
23456.jpg                       

削り終わったら、レジン系セメントを用いて

セラミックスを強固に接着します!

唾液が入らないようにラバーダムを使用するのも

ひとつのポイントです! 

                         

  

                        

34567.jpgのサムネール画像

 

セラミックス治療の終了です☆

今回はこのように仕上がりました♪

 

 

 

 銀歯ですと型をとって、いれるまでに2~3回の通院が必要ですが

当院では1回の治療で終わるので時間のない方にもオススメです♪

また、金属アレルギーの心配もありません!

 

セラミックス治療に興味をお持ちの方は、当院のスタッフに気軽にお尋ね下さい(^^★)

以上、セラミックス修復の実践編でした! 

 

                                目黒駅 石本歯科クリニック 宮里

 

セラミックス修復1~接着と合着の違いについて~

 

皆さんは、銀歯(詰め物)が脱離した際に

歯が再度、虫歯になっていたという経験はございませんか?

 

銀歯は歯科用のセメントで歯に固定しているのですが

時間の経過とともに、ごく僅かではありますがセメントが溶けて歯と銀歯の間に隙間が生じます。

そこから2次的な虫歯ができてしまう可能性があるのです。

 

そこで当院ではセラミックス修復の治療を行っております。

セラミックスは銀歯のつけかたとは異なり

接着性セメントが、歯とセラミックの間を橋渡しして強固に接着させる概念です。

これにより、セラミックの脱離・そして2次的虫歯の可能性を

飛躍的に現象させる事が可能になりました。

 

こちらに2枚の写真があります。

37℃の水中に4日間保存し比較しました。

1112.jpg

 

 <銀歯の場合>

色素が奥の方まで入りこんでしまっています。

 

 

 

 

111.jpg

 

<セラミックスの場合>

色素は全くと言っていいほど入り込んでいません。

 

 

 

 

これらを見て分かる通り、こんなにも差があるのです・・・(゜д゜;)ヮォ

 

院長の母校の北海道大学のデーターを拝借しました。

 

また「虫歯になっているところを削る」ということを繰り返していくうちに

全体を覆うかぶせ物になってしまいます。

 

歯を長持ちする為にもセラミックスの治療をオススメしたいと思います★

 

                           

                            目黒駅 石本歯科クリニック 宮里

 

 

 

 

 

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)って何??

 

マイクロスコープとは歯科用顕微鏡のことです。

これからその当院で使用しているマイクロスコープについてご説明したいと思います☆

こちらが当院で使用しているマイクロスコープです。

 

 マイクロスコープのサムネール画像DSCN1032.JPG 

当院では診療室に2台のマイクロスコープを設置しており、

天井にはモニターが吊るされていて診療中

院長は顕微鏡を見ながら、私たちはそのモニターに映しだされる

治療の映像を見ながらアシストをしています☆

 

なぜ歯科用顕微鏡を使用するのかと言うと、

「肉眼で見える部分を拡大して、より精密な治療を行う為」です。

根っこの治療では一番細い根っこ(第三根管)を肉眼で見つけることは非常に難しいことでしたが、

マイクロスコープにより、その第三根管を見つけやすくなりました。

 

ラバーダム 根管治療のサムネール画像

 

 

これはラバーダムを用いて唾液を防湿し、

根っこの治療を行っているときの写真です。

今回はモニターに映っている写真をのせました!

 

 

 

また、肉眼でも確認することが難しい根っこのヒビも見ることが可能です!

 

歯の根っこ
DSCN1095.JPG                         

 

   (拡大→)

 

 

 

 

この写真見て根っこに亀裂がはいっているのがハッキリと分かります。

 

そして、奥歯や歯の後ろなど患者様自身が見ることできない虫歯の進行具合や、

 モニターに映して見ることもできるので今の状態を認識しやすいということも特徴です♪

 

院長が顕微鏡で実際に見ている像は、この何倍もクリアに見えます。

 

 

歯科用顕微鏡

 

マイクロスコープは患者様の立場から見るとこのような感じで驚かれるかもしれませんが、

より精密な治療を行うための物ですのでご安心して下さいね(^ ^)

 

以上、マイクロスコープについてのご説明でした☆

 

                        目黒駅 歯科医院  アシスタント  岩村&宮里

 

 

 

 

ホームページ更新のお知らせ

石本歯科クリニックのホームページを更新いたしましたのでお知らせします。

左上診療案内のインプラント、審美歯科、矯正歯科、歯周病、一般歯科、顎関節症のページが更新してあります。

審美歯科は現在の審議歯科のトレンドについて書かせて頂きました。また、症例も全く載せていませんでしたのでいくつか載せてみました。最近審美歯科の治療に関して記録を撮る習慣がなくなっていたことに気付き反省しています。カメラで記録を撮ると見直した時に発見があり治療レベルの向上に役立ちます。今後はセレックなどの治療も解説して症例も掲載していきたいと思っております。

矯正歯科に関しては非抜歯の矯正治についてと矯正治療の開始時期について書かせて頂きました。

歯周病に関しては当院で行っている内科的歯周治療について詳しく書かせて頂きました。内科的歯周治療は結果が良く是非お勧めしたい治療です。

最近当院に来院される患者さんで顎関節症の患者さんが増えています。そして顎関節症の治療を行う歯科医院が少ないことを訴えます。顎関節症は咬み合わせが原因であることが多く、一般歯科と直結した治療で特別な治療ではありません。難しい患者さんも少なくありませんが、かなり高い確率で症状は軽減していきます。咬み合わせは頭痛や肩こり、手のしびれ、腰痛などに大きく関係していることが多く軽視していると大変なことになります。上記の症状で原因が解らない時には咬み合わせを疑ってみる必要があるでしょう。

インプラント症例報告3

今回は上顎フル

マウスの症例報告をさせて頂きます。

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初診時の状態。

主訴は歯の動揺による咀嚼障害でした。上顎臼歯部は動揺が激しく患者さんはインプラント治療を希望して来院なされました。前歯はスーパーボンドで固定された状態でした。患者さんは審美的、機能的回復を望んでいました。

 

 

 

1.jpgのサムネール画像

上顎の歯槽骨の吸収が激しくほとんどの歯が保存が難しい状態でした。患者さんと話し合いの結果上顎を優先的にインプラント治療を行うことにしました

 

 

 

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補綴物が装着され1年後の状態。歯肉の連続性が獲得され、機能的にも何でも咬めるようになりご満足頂くことができました。この補綴物は治療開始から5カ月で装着されています。上顎洞挙上術、抜歯即時埋入を駆使して5カ月で補綴物を装着できるのはHAインプラントを使用しているからです。

 

 

4.jpg

術後のレントゲン写真。サイナスリフトされインプラントが埋入されていることがお分かり頂けると思います。

抜歯即時埋入を戦略的に行うことで大規模なGBRを行うことなく低侵襲、短期間でインプラント治療を終了することが可能となります。

3月12日 診療してます

地震で日本全国大変なことになっています。被災地の方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早いご回復をご祈念申し上げます。
当院は復旧作業が順調に進み、本日の診療は通常通り行います。

今後、診療時間などに変更がある場合ホームページでその都度お知らせします。

                                               院長

ベーシックコース in 広島

3月6日は広島でインプラントセミナーが開催されその講師を務めてきました。私が担当するセミナーはインプラント導入のためのベーシックコースと難症例に対処するためのアドバンスコースがあります。

過去セミナーではアドバンスコースのみ担当してきましたが今年からベーシックコースも開始いたしました。アドバンスコースにつながるベーシックコースを目指していこうと思います。

 

毎回診療後に移動するので広島のホテルに到着したのが10時を回っていました。

DSCN9121.JPGのサムネール画像のサムネール画像朝少し早めに起きて朝食後ホテルの近くを散歩しました。
宿泊したホテルです。

広島には何度か来てますがいつもこのホテルに宿泊します。

今回は千葉ロッテマリーンズの選手と一緒になりました。

 

 

 

DSCN9127.JPGのサムネール画像

宿泊したホテルの裏には赤ヘルの聖地広島市民球場があり、取り壊されている最中でした。現在カープのホームグランドはマツダスタジアム広島に移りここが新生広島市民球場となっています。

旧広島市民球場をみると古葉監督が率いる強いカープを思い出します。山本浩二、衣笠、高橋慶彦らを揃え、我が巨人軍はやられっぱなしでした。                                 

 

 

DSCN9133.JPGのサムネール画像のサムネール画像

セミナー会場に到着してマックとプロジェクターを接続して動作、色調の確認を行います。今回のセミナーはハンズオンの実習コースで13人の少人数ですが、講師が一人であればこの人数が精一杯です。

熱心な先生は開始30分以上前に到着していました。

 

 

 

DSCN9149.JPG

午前中は講義を行い、午後からインプラント埋入を中心に実習コースを行います。実習の概要を説明しているところです。眼鏡が装着されています。年ですねー。日々の臨床では拡大鏡、顕微鏡も使用して目を酷使してます。

 

 

 

 

 

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受講の先生方にはステップごとの集まっていただきデモを行います。

いつも使用している外科器具ではないので多少やりづらさがあります。マイ器具を持参すると、空港での受け渡しが面倒なので用意されたものを使用しました。

受講生の先生方がとても熱心で有意義な一日となりました。教えることで学ぶことも多く、これからもHAインプラントの普及のために全力を尽くしていくことをお約束します。

 

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セミナー終了後ハクホウのジャキーチェーン倉益さんが送って下さいました。広島市内から空港までは約1時間かかりますが、その時間も倉益さんとの会話で私にとっては有意義な時間となります。

今後の私のセミナー、講演会の企画は倉益さんが中心に行われます。良好な関係を保つためにはやはりブルースリーカットにしなければならないと悩み昨夜は眠れませんでした。

冗談です。