インプラント・ワールド・ルミプロップ

こんにちは☆ 奥です。

外の気温も暖かくなったり寒くなったり、季節の変わり目はなにかと忙しいですね♪

みなさんお元気ですか?

 

今回は「インプラント・ワールド」という歯科医院のための情報誌に

これから新しく発売される商品のご紹介として出させていただいたのでお話します(・∀・)

 



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この商品を簡単にご説明すると、長時間お口を開けることが難しい方や

治療中やクリーニング中に寝てしまって、ついついお口が閉じていってしまう方のお口にはさめる事により一定の開口量を保てるという商品です。

しかも、機械にライトが付いていてお口の中を明るく照らしてくれるので術者にとっても、とても嬉しい商品です。

院長がこの商品開発にかかわったことでて、昨年の7月頃から他院より先に使用させていただく事になり、12月に行った情報誌の撮影までの約5ヶ月間、メインテナンスにいらっしゃった患者様にご協力して頂き、使用した時に感じられた患者様目線のリアルなご意見を聞かせていただきました!

本当にご協力ありがとうございます☆

 

肝心な記事の内容は、もちろん商品の説明と使用後の感想・そしてしっかり私の写真まで載せてくださいました。笑

 

撮影はお昼休みに行ったのですが、院長とスタッフに暖かく(?)見守られながら無事に終えることができ、実は何日も前からずっと緊張していたのでホッとした事を覚えています♪

 

当院の受付にもわざとらしく置いてありますので、目に付きましたらチラッと見てみて下さい♪

 

                 目黒駅 石本歯科クリニック 奥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講演・セミナーのお知らせ

現在決まっている今年の講演・セミナー予定をお知らせします。

1月23日  バイオインテグレーション学会              東京  終了しています
3月6日   HAインプラントベーシックハンズオンセミナー     広島  満席となっております

4月24日  HAインプラント講演会                   大阪

5月15日  HAインプラントベーシックハンズオンセミナー     東京

7月     HAインプラントアドバンスハンズオンセミナー     大阪 これから日にちの調整をします

10月23日 HAシンポジュウム                     東京

11月13日 インプラント・CAD/CAMミーティング           横浜

                                                 以上です

今後新しい予定が入り次第ホームページでお知らせしていくつもりです。

                                                       石本

 

目黒駅

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石本歯科クリニックのある日立目黒ビルは、武蔵野台地の東端の、地形的には南北に延びる
馬の背にあります。ビル前を東西に走る目黒通りは、ビル東側の切り通しを走る山手線を跨いで緩やかに白金台の東京都庭園美術館・国立科学博物館付属自然教育園に向かって下っており、西側は急な権之助坂を下ると目黒川を渡り、大鳥神社を左手に見て坂を上って元競馬場前というバス停を過ぎると碑文谷方面に達します。

ビル5階にあるクリニックから東側の切り通しを走る山手線
P2130259.JPGのサムネール画像電車を見ると、明治の代にこの台地を掘削して線路を敷設するのは大変な工事であっただろうと思わざるを得ません。

さて、当クリニックの所在地は品川区ですが、目黒駅もまたその所在は品川区であります。多くの人に目黒駅は品川区にあると言うと、大抵「えっ、ほんとですか?」と驚かれます。因みに、品川駅の所在地も品川区ではなく港区なのであります。

 


P2130264.JPGのサムネール画像品川区に目黒駅が置かれた経緯とは何か、その解を得るべく鉄道関係の書物を紐解いてみました。以下にその受売りを記します(松本典久著「JR山手線の謎」実業之日本社、佐藤信之著「首都圏の国電ー戦後の発展史」グランプリ出版、他)。

時代を遡る事120余年、明治18(1885年)に日本鉄道(明治14年に岩倉具視が創立した私鉄)の品川線(品川~赤羽間)が開業し、目黒駅と目白駅が黒白仲良く開業しました。大崎駅と五反田駅が出来るまでは品川駅の隣駅は目黒駅でした。当初、線路は目黒川沿いの低地に敷設される予定でありましたが、当時の日本の多くの地域でそうであったように、目黒川沿いでも煤煙や振動などを理由に反対運動が起こり、やむなく武蔵野台地の東端を南北に切り開いて線路を通し、権之助坂の上の品川区上大崎に駅が造られました。周辺には田畑も無く、人気(ひとけ)も無い処でした。


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品川駅の港区所在もほぼ似たような理由によるものですが、加うるに、当時の品川周辺には陸・海軍の施設があり、軍関係者は鉄道建設より軍事力を優先すべしとして建設に反対しました。そのため港区内の海上に土手を築き、内側を埋め立てて品川駅が建設されたという事です。

権之助坂の上に追い上げられた目黒駅ですが、暫くの間その周辺の近代化は遅れていました。しかし大正12(1923年)に目黒蒲田電鉄(現在の東京急行電鉄)が目黒~丸子(現・沼部)間を開通させ、これを契機に駅周辺が拓けて来たとの事です。


前述の元競馬場というのは、かつてこの一帯に目黒競馬場(旧東京競馬場)があり、現在、毎年春秋に府中の東京競馬場で行われている「目黒記念」というレースは昭和8年(1933年)に廃止された同競馬場を記念して創設されたものなのです。

ビル改修工事中

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DSCN0981.JPGのサムネール画像

 

相変わらず寒い日が続いていますが、心成しか陽の光が強くなったような気がします。

 

さて、当クリニックはJR目黒駅から至近距離にあり、便利なところとご好評を頂いております。

目黒駅西口に立って恵比寿方向を見ると、ほぼ100メートルの場所にある7階建てのビル(「日立目黒ビル」と言います、現在改修中なので「写真」のようにビルの大部分がシートで覆われています)の5階フロアに当クリニックがあります。

フロアーに3台あるユニットの左側のユニットからは、晴れた日には遠く霊峰「富士」を見る事が出来ますが、今はガラスの外側を工事用シートで覆われているので、「富士」望見は4月までお預けの状態です。

目黒駅近辺では最近大規模な周辺再開発の計画が顕在化し、西口に近い場所では某音響・映像機器メーカーの本社移転跡地で工事が進行中で、東口でも大型工事の着工が見込まれています。

日立目黒ビルも、昨年末までは大手証券会社が数フロアを賃借して店舗を展開していましたが、金融危機を契機とした企業戦略の一環でしょうか、店舗統合計画に基づいて日立目黒ビルから撤退し、近隣店舗網をも集約した一大拠点を恵比寿に立ち上げたようで、この撤退を機に日立目黒ビルのオーナーは1月からビル改修工事に着手しました。

工事予定期間は3月末までで、撤退フロアの内装工事を始めとして外装・屋上・広告塔の各工事が行われています。当然ビルの入口も「写真左」のようにパネルやシートとの取り合いで狭くなっていますので、ご来院の皆様には大変御迷惑をお掛けして心苦しく思う次第でありますが、何卒お気を付けてご来院下さるようお願い申し上げます。

                                                       院長

インプラント症例報告2(国際歯科大会 2010)


今回は昨年の国際歯科大会で講演したさいに提示した症例報告をさせて頂きます。

国際歯科大会は4年に一度行われる約7000人の歯科医療従事者が集う歯科界では世界で一番大きなイベントです。

このような大きな学会で講演できたことを光栄に思っています。

その国際歯科大会で抜歯即時埋入vs抜歯待時埋入のインプラント治療に関するパートで講演させて頂きました。

P1000782.JPG会場の横浜パシフィコ

右に行くと国際歯科大会の会場

左に行くと国際デンタルショーの会場です。

 

 

 

 

 

 

P1000777.JPGワールドデンタルショーの会場です。

世界最大級デンタルショーで各社最新の商品が展示されていました。

 

 

 

 

 

 

 

国際歯科大会での講演のメインの症例をご紹介させて頂きます。

演題は「骨伝導能を利用した抜歯即時埋入」でした




11 (2).jpg長期に口腔内を放置したため崩壊が著しいのがお分かり頂けると思います。

目黒駅の歯科医院に通院するには片道約2時間程かかりますが、当院でのインプラント治療を希望なさいました。

 

 

 

 

 



017.jpg左下4番の状態。

歯が溶けるように削れています。

1990年代にマッコイがコンプレっションシンドロームとという言葉で紹介した特異的な力がかかり歯に圧電流が発生して起こる現象です。

かみ合わせの力の歪がこの歯に集中したことが予想されます。当然その力の歪は体全身に波及してひどい腰痛持ちで1週間に2回は整骨院に通院しなければならない状態でした。

 

 

135.jpg 治療開始から3ヵ月半の短期間で補綴物が装着されました。上顎は天然歯をすべて抜歯して抜歯即時埋入を含めインプラントが7本埋入されました。下顎は両側第一大臼歯部に2本インプラントが埋入されています。

左右対称に歯肉の連続性が獲得され審美的にもある程度満足いく結果となりました。

骨伝導能を有するHAインプラントを用いることにより低侵襲で効率がいいインプラント治療が可能となります。

 

136.jpg補綴物装着後2週間の状態。

補綴物に沿って歯間乳頭が成長してきていることがお分かり頂けると思います。

講演時のスライドがスライドが白黒だったので再現してみました。

患者さんは73歳で平均寿命まであと10年です。83歳まで患者さんが生きたとすると治療に2年かけたら残りの人生の1/5を治療に費やすことになります。3か月半という短い期間で治療が終了したことは患者さんにとってとても有益なことなのです。

腰痛がなくなり、手足のしびれも軽減して、整骨院も全く行かなくなったそうです。「口は体の要なんですね。」とうれしい言葉を頂きました。去年は予定していた京都旅行を腰痛のため直前にキャンセルしたそうですが、今年は海外旅行への意欲を語っておられました。

 インプラントを欠損補綴に使用して患者さんの顎位を立て直す。そして健康な顎口腔系の機能により患者さんは健康を取り戻す。そんなことをいとも簡単に魔法のようにできてしまうインプラントロジストになりたいと若き日に夢見てました。この患者さんを治療して少しその理想に近づけたような気がします。

 

11111.jpgのサムネール画像

術前のレントゲン写真 

 

 

 

 

 

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術後のレントゲン写真

講演会に行ってきました

1月30日(日)国際フォーラムで行われた「学術講演会」に石本歯科クリニックから

スタッフ2人参加させて頂きました。

 

テーマは以前ブログでもご紹介した「歯の再石灰療法」についてです。

ご講演なさった先生がお書きになった書籍をもとに、当院でも新しく導入するシステムとして昨年から勉強してきましたので、とても興味深いテーマの講演でした。

特に虫歯のリスクが高い方にはとても有効な治療法だと思います。

スタッフ同士で同じ知識を共有し、もちろん患者さまにも少しでもお話を提供する事ができたらいいなと思っています♪

 

会場は約200人~300人以上入れる大きな会場でした!

 

P1010164.JPG 会場の外には、色々な歯科専門の書籍が販売されていました☆

 興味深い本を見つけたので、私たちもつい買ってしまいました♪

                    ↓少し分かりにくいですが・・・

P1010166.JPG 虫歯の治療のイメージというと思い浮かべることはみなさん様々だと思います。

「虫歯を削るのが怖い・怖いから嫌・嫌だから我慢する!」

そういう方が多いんではないでしょうか?

 

しかし、初期のうちにケアしていけば、虫歯の進行を阻止することができます。

そのためには、定期的な歯科医院への受診が必要です☆

 

最後に・・・

一緒に行ったスタッフの宮里さん♪(インフルエンザ対策でマスクをしています・・笑)                    

P1010167.JPG 

                   目黒駅 石本歯科クリニックスタッフ  奥